ミュージシャン、アスリート、一流と呼ばれる人に共通すること

”一流”という言葉は非常に曖昧で、明確な定義などありませんが、少なくとも世間的に一流と呼ばれる人は存在しますよね。
音楽の世界に限らず、スポーツ、学問、芸術などさまざまな分野で一流と呼ばれる人には共通していることがあります。

尋常じゃない熱意
何か一つの道を極める、また極めたいと思うときにはもちろん人それぞれ熱意を持っています。熱意とは、「よっしゃ!やったるでー!!」「絶対レベルアップしたるでーー!」みたいな何かをやり遂げようとする気持ちですよね。

一流と呼ばれる人は、この熱意のスケールが半端ないんです。

例えば、シンガーソングライターのアンジェラ・アキはアマチュア時代、部屋の壁に「武道館でライブする!」と書いて貼っていたそうです。
聞くだけでは割とよくある話で、そんなのみんな口に出したりするくらいやってるでしょ?
よくファミレスとかでバンドマンがミラノ風ドリア食べながら言ってるよ?
と思うかもしれません。

が、本当にその目標に向かって努力し、そして実現するって半端なく大変だと思うんです。
アンジェラ・アキの場合は武道館ですよ?売れていない時代に、武道館で将来絶対ライブしてやる!と野心を燃やし、そして本当に実現させるってもう夢みたいな話じゃないですか。
でも、彼女はそこまでの努力ができた。夢への熱意が尋常じゃなかったから。

目的意識を持った練習をする
音楽で練習といえば、スケール練習やハーモニー(コード)練習、練習曲、そして課題曲の練習などが思いつきます。
これはクラシックの世界では普通に行われるトレーニングですが、ロックやポップスではあまり体系的なトレーニングをしないのではないでしょうか?

誤解を恐れずにいえば、ロックギターなんてある程度弾けるようになれば練習なんてせずとも自由に弾いてる感じがカッコいいんだ!と思ってる方も多いでしょう。でも、ロックギターの世界でも高度なテクニックや表現力を身につけるためにはもちろん練習をしなければなりませんし、現にギターヒーローと呼ばれる人たちは、すごく自分の目的にあった練習をしています。
その練習もやみくもに行うのではなく、自分の中の「理想の自分」を具現化するための練習なんです。例えば、テクニカル系のギタリストになりたいなら速弾きができるようになるためには何をすれば良いのかを考え、スウィープやエコノミーピッキングなどを練習します。ジャズギタリストになりたい、ジャズフィーリングを混ぜ込んだプレイをしたいならば、スケールの練習をしたりコード理論の勉強をしたりするんです。そしてスタンダードナンバーを聴いて名演を何回もコピーしたりするんです。
ジャズ系に進みたいのにチョーキングやタッピングの練習をしててもしょうがないですし、Jポップのコピーばかりしていてもしょうがないですよね。考えてみれば非常にシンプルなんですが、

◯◯になりたい!→◯◯になるための練習をする

というだけの話なんです。
個人的に、何か偉業を成し遂げている人や天才と呼ばれる人たちは、周りから見ればとても複雑な考えを持って行動しているように見えますが、本質的にはめちゃめちゃシンプルな思考のもとに生きているなと感じます。

まとめ
あらゆることに共通する、本当にもっともシンプルな考えですが、上達に必要なことは「練習」です。
もうそんなのは聞き飽きたと思う方もいるでしょうが、一流というのはきっと最もシンプルなことをシンプルに継続できる人のことなのかもしれません。

(by 大岡シンイチロウ