コード進行は勉強した方が良い?安っぽくならないために

曲作りにいそしんでいるバンドマンや、シンガーソングライターの中には、日々コード進行をどうしようかと悩んでいる方も多いでしょう。

「いつも同じコードを使ってしまう」
「そもそもあまりコードを知らない」

など、コードに関する悩みにも色々あると思いますが、今回はコードは勉強するべきものなのかという事について書いていきます。

「いくつコードを知っていれば良いの?」
コードの種類というのは数え切れないほど多いです。コードブックに載っていないものでも、ある程度勉強していけば自分のオリジナルのコードを作ることも可能になります。
なので、ぶっちゃけコードの数はほぼ無限にあると考えて良いでしょう。

ただ、もちろんその中でもよく使われるコードはやはりあって、M7や7、m、m7なんかはポップスでもよく聴かれます。

ちょっと浮遊感のある空気感やアンニュイな雰囲気が好きな場合はadd9や9をよく使っているかもしれませんね。

では、数あるコードは一体いくつくらい覚えておけば良いのでしょうか?

ぶっちゃけ、コードは「1つ」知っていれば曲は作れます。笑

ラッパのマークでおなじみ、正露丸のCMソングをご存じでしょうか?
たぶん日本人の大部分がパッと頭に浮かぶメロディーがあるかと思いますが、あの曲は「ソ・シ・レ」の三音しか使っていません。
この三音はコードでいうとGメジャーコードのトライアドです。

つまりあの曲はGコード一発でできているのです!!

コード1つでヒット曲が生まれることを正露丸が証明してくれましたね!

「できれば3つは知っていた方が良い」
コード一発で作れるからといってコードを1つしか知らないとしたら同じ和音感の曲しかできません。

そこで、できれば3つは知っておくことをおすすめします。なぜならば、伝統的なブルース進行というのは基本3(スリー)コードでできているからです。

ブルースには名曲が数多くありますが、3つのコードのみで構成されているものも

ビートルズの曲でもスリーコードでできているものがたくさんあります。
スリーコードあれば名曲は生み出せます!これはマジ!!(正露丸もマジだけど!)

「目指すものによっても変わる」
結論を言うと、シンガーソングライターや、バンド一筋でやっていきたいというのならばコードの勉強をする必要は特にないと思いますが、もし将来的にアレンジャーやプロデューサーとしても仕事をしていきたいと考えているならばやはり勉強しといた方が良いでしょう。

アレンジャーはクライアントの要望に沿えるように、引き出しをめちゃめちゃ持っていないと仕事ができません。

情景的なイメージとコードってリンクするので、多くのコードを知ってることは多くの絵を表現できることにつながります。

つまり仕事上で必要不可欠な武器になるんですね。
もちろん、シンプルなロックアレンジというのもありますが、ロックしかできません!だと仕事になりませんからね……

まとめ
コードを勉強するべきかどうかは、一言でいえば目指しているものによって違う、と言えるでしょう。
ただ、コードは知っておいて損はありません。むしろ、今までどうして知らなかったんだろうって後悔することの方が多いかもしれません。

もしコードに興味があるなら、まずはジャンル問わず色んな音楽を聴いてみてそこで使われているコードを分析してみてはいかがでしょうか?

(by 大岡シンイチロウ